フットサルが好きだ
私は今年になって、再開したことが2つある。
1つはライター、もう1つはフットサルだ。
フットサルは大学時代にハマりまくっていた。
昼夜ずっとフットサルの戦略や攻略を考えたし、練習ある日はウキウキしてたまらなかった。
というのも、当時教えてもらった監督がかなりのフットサル好きで「フットサルは人生だ」と言い切る程フットサルにのめり込んでいたからその影響もあると思う。
しかしながら、社会人になって所属チームとその監督とウマが合わなくなってしまって大学卒業とほぼ同時にフットサルもやめてしまった。
1番嫌になった理由がチーム内の人間関係がめんどくさかったことだ。
「こんなめんどくさいことせないかんならフットサルまじでせんでいい」
と、思うほどチームにうんざりしていたし、フットサルに対する気持ちは冷め切っていた。
しかし、今年に入って職場のつながりで10年ぶりにフットサルすることになった。
正直あんまり乗り気じゃなかった。
以前にも何度か友人にフットサルしようとか、監督から「もう一回しに来たら?」という誘いがあっても断固拒否していた。
「二度とフットサルせんし、死んでもせん」と言い切っていた。
フットサルから離れて自由を満喫していた私に再度やる意味がまったくなかった。
それに自意識過剰だが、足も全然動かないとこ見られて小馬鹿にされるのも屈辱だと思ったから。
そんな気持ちがあったので、フットサルをする日はやや憂鬱だった。
でもいざその時間が来てアップがてらパス練習していると、どんどん興奮してきてプレー中は燃えまくった(笑)
攻めていたら取られて、守ってまた取り返してシュートするためにパスを回して隙を見て蹴る。
ゲーム中は足も体もついていけなくて終始転げ回っていたのだが、楽しくてあっという間に2時間が過ぎた。
翌日は半端ない筋肉痛になったのだが、久々に心と体が満たされた。
その日から、フットサルしない週がなくなった。
仕事や、家の用事は極力練習にかぶらないようにして、店長にも融通してもらって、必ず週2回行くようなった。
風邪引いても捻挫しても遅刻しても少しでも蹴れたら行くようになった。
そして「私フットサルめっちゃ好きやん」ということに気がついた(笑)
昔は納得のいくプレー出来ないからしないという私なりのプライドがあったのだ。
でも今は出来なくてもプレーできれば幸せくらいに、自分が年齢的にも人間的にも固執しなくなっていた。
歳をとるって、悪くないもんだ。
しかもあんなに嫌がってた人間関係を、のらりくらりかわせるようになっていた。
今では昔のフットサル仲間ともプレーしている。
「あの頃はあーだこーだ」「あれはあれで良かったよね」とか言いながら、だ。
いつかかなり揉めた相手や監督と出会うだろうけど、適当にかわす自信がある(笑)
あの時頑張った分が今ここでいい感じに毒抜けしたのか、
それとも一生懸命取り組んでいた当時に自分の基礎が作られていてそれが何年かかけて成長していったのだろうか。
フットサルしてて結果的によかったなぁと思う。
今参加しているフットサルチームは毎回違うメンバーとプレー出来るのでそこがすごく気に入っている。
チームによってはまったくボールをくれなかったり、パスが強くてとれずミスしたりで毎回反省するのだが、最終的に自分の技術を上げて、積極的にプレーに関わろうという結論になる。
私の人生フットサルあればオールマイティに幸せなんじゃないかと最近つくづく思う。
これからもフットサル出来るようにスキルとコミュ力を上げていきたい。
そんな私をどうぞよろしく
risapper